久しぶり。

KOUOH　　　　「あ、いたいた。おるたさーん！おるたさーんっ！」

おるたさん　　　「･･･････････」（ムスッ！）




KOUOH　　　　「ど、どうしちゃったのかな～？おるたさ～ん。」

おるたさん　　　「･･･････････マスター、自分の胸に聞くのです。」

KOUOH　　　　「自分の胸にって･･････あ！」



おるたさん　　　「･･･････････。ぷいっ！」　

KOUOH　　　　「ごめんなさい～。最近かまってあげれませんでした～。」

おるたさん　　　「だいたい、マスターは八方美人過ぎるのです！
　　　　　　　　　　外を出歩いて保護者のいない娘達を見るとすぐ引き取ってしまうんですから！
　　　　　　　　　　今回は許してあげますが、ちゃんと今いる娘たちも可愛がってくださいね！」

KOUOH　　　　「本当に･････、ごめんなさい････。」
　　　　　　　　　　



おるたさん　　　「で？私を呼んでいたようですが、なんですか？」

KOUOH　　　　「そうそう。おるたさんにプレゼントを買ってきたんですよ。」

おるたさん　　　「･････これ･･･ですか？お洋服ではないようですね。
　　　　　　　　　　まぁ、お洋服でも問題ですが。マスターはセンスが無いですからね。

　　　　　　　　　　ボーダーラインさんやこたつねこさんのように、
　　　　　　　　　もっとセンスをみがいて欲しいものです。」

KOUOH　　　　「ひどっ！！」Σ(ﾟДﾟ|||)

KOUOH　　　　「おるたさん。さっきのこと、まだ根に持ってません？」

おるたさん　　　「気のせいですよ？」

KOUOH　　　　「････まぁ、いいか。でコレなんだけれどね････・。」

おるたさん　　　「こっ！コレはっ!!」



おるたさん　　　「タイガー道場掛け軸 赤の書じゃないですかっ！」

KOUOH　　　　「町の 中古屋 骨董屋めぐりをしていたら見つけたんだ。
　　　　　　　　　　状態がちょっと悪かったんで良い価格で展示してあったんだよ。
　　　　　　　　　　おるたさんが喜んでくれるかなぁ～と思って買ってきちゃった。」

おるたさん　　　「ま、ま、まママ、マスターッ！
　　　　　　　　　　コレを本当にいただいてよろしいのでしょうかっ！」

KOUOH　　　　「もちろん。おるたさんに喜んでもらうために買ってきたんだから。
　　　　　　　　　　じゃあ、早速広げてみようか。」

おるたさん　　　「はいっ、マスターッ！」




ちょっと間を置いて・・・・・






おるたさん　　　「･････」

KOUOH　　　　「･････」

おるたさん　　　「･････ほわゎゎゎん」

KOUOH　　　　「･････はふうぅぅぅぅ」

おるたさん　　　「･････いいですねぇ････。」

KOUOH　　　　「･････いいもんだねぇ･････。」

おるたさん　　　「･････でも、マスターには分不相応かもしれませんねぇ。」

KOUOH　　　　「･････そうかもしれないねぇ････。」

おるたさん　　　「･････ほわゎゎゎん」

KOUOH　　　　「･････はふうぅぅぅぅ」

KOUOH　　　　「まぁとにかく、おるたさんが喜んでくれてよかったよ～。」



おるたさん　　　「なかなかの目の保養になりました。
　　　　　　　　　　マスターもあの掛け軸を持つにふさわしい人物にならないといけませんね。」

KOUOH　　　　「大変そうだなぁ・・・・。」




という訳でタイガー道場掛け軸 赤の書を何故か手に入れました。

何で手に入れる気になったんだろう？？？

まだまだ私には手に余る品かも。おるたさん、大事に保管しててくださいね。