フィギュアクリップ補足ブログさんで
「ニコ動の立体化の潮流は」というアンケートを行っているようで、
そのアンケートに関連して、
hobby-toy-webさんが
ニコ動の立体化の潮流は「非常に好ましい」 ネタ元の裾野は広がるか。
という記事を書かれています。
フィギュアのジャンルの多様化はたしかに必要ですし新しい商品発案ルートも必要です。
ただ、ニコ動の立体化って、どうなんでしょう？
あまりにも、特化したジャンルのように見えてしまうんですよねぇ。
アニメ、ゲーム、特撮なんかは
まだ、一般的なもので、ユーザーの共通認識の範囲が広いですが、
ニコ動などのネット媒体は基本ネット上の口コミで自分で探す。ということが前提です。
なんか下地が、違うんですよね。その素材を知るということに対しての、経路が。
ニコ動が日常の人と非日常の差っていうのかな？
アニメ、ゲーム、特撮の媒体に比べ、情報を獲る方向性が違うような････。
確かに、新規のユーザーがある程度確保されるでしょうが、
個人の情報源の中に、ニコ動に関与してないユーザーにとっては
こういった、フィギュアってどう受け取られる想定なのでしょうか？
メーカー側は、コレまでフィギュアを購入してきた人たちと、ニコニコ動画をよく見る人たちを
バランスよく満足させることが出来るの？
既存の顧客もちゃんと確保できるの？
という事に疑問符がついてまわります。
さらに、ニコ動の立体化がジャンルとして確立されたとしても、
フィギュアメーカーの人材や資源が増えたりすることではないため、
フィギュアの販売品数が増えることには繋がらないので、
これまでの売上が薄めなジャンルの特化したマイナー作品が切られていくことにも繋がりかねません。
それって、企業としてはこれからどうすんの？その方向性で行っちゃうの？
って思ってしまいます。
hobby-toy-webさんの過去の記事、私がフィギュアを買う理由。
でもあったように、
購入者個人個人では、「
造型の良さ」と「
キャラクターの思い入れ（グッズ買い）」の
比率が違うので、それぞれの価値観や重要性をどこで見つけるのかには違いが有りますので
すべてのユーザーを満足させる方向性とは土台無理な話です。が、
もし、「
ニコ動の立体化」のあおりをうけて、トコロテン方式のように
これまでの特化したジャンルが切られていくような事であれば、
あまり良くないのでは？と考えてしまう自分がいます。
まぁ、年月がたてば、ユーザーの新陳代謝の一つとして捉えられるだけですが。
【
既存のユーザーにとっては寂しい流れ】なのかもしれません。
それが今回のアンケートにも表れているのかもしれませんね。
新しい方向性を模索するのは大賛成なんですよ～。
でも・・・
ホントニソッチデイイノ？
････なんか、まとまりの無い文章ですみません、不慣れなもので。
追記
私は「ケースバイケース」 に一票入れさせていただきました。
PR
