今日は富士見ファンタジア文庫の「
MA棋してる!」を読了。
奏ちゃんかわいいよ。微妙に策士な言動も。
このお話は、今のところ悪い人が出てきません。
魔法の国から落っこちてきたゾフィーという喋るインコに魔法を教わりつつ
騒動に巻き込まれる、ストーリー的には鉄板な魔法少女モノです。
変身しなかったり、魔法の基本軸が将棋だったりと少しひねりがありましたが、
ヒロインが魔法をきっかけに少しずつ成長していく物語かと。
個人的には、「
カードキャプターさくら」の日常性の範囲内のファンタジーのバランスや
「
魔法のスター マジカルエミ」の最終回近くの魔法に頼らない心の成長。
この2点がうまく文章化されたイメージです。・・・解り辛いなぁ。
とにかく、将棋という題材を魔法として使っている割には、
かなり王道なストーリーでとても良かったです。
最近、キャラクターや設定が変化球なライトノベルが多いので、
こういったものが逆に新鮮かもしれませんね。